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ボルドーの基礎(3)メドック地区の格付け編

2012. . 29
【ボルドーワイン(メドック地区)の格付け編】

1855年パリ万国博覧会において、皇帝ナポレオン3世がボルドーワインのランク付けを命じたのが始まりです。
商工会議所は当時の市場価格に基づいてメドック地区のワインを第1級から第5級までにランク付けし、「グラン・クリュ」と呼ばれました。

この格付けは150年以上ほとんど変わっておらず、価値を疑問視する声もあるようです。

また1932年、グラン・クリュから漏れた中から優れたワインに「クリュ・ブルジョワ(ブルジョワ級)」という格付けをし、現在128シャトーあります。


●以下、1級から5級までのシャトーを記します。

【第1級】 5シャトー
 シャトー・ラフィット・ロートシルト(ポイヤック)
 シャトー・ラトゥール(ポイヤック)
 シャトー・マルゴー(マルゴー)
 シャトー・オー・ブリオン(ペサック、グラーブ)
  (※メドック地区以外の唯一の例外シャトー)
 シャトー・ムートン・ロートシルト(ポイヤック)
  (※例外的に1973年に第2級から格上げされた)


【第2級】 14シャトー
 シャトー・ローザン・セグラ(マルゴー)
 シャトー・ローザン・ガシー(マルゴー)
 シャトー・レオヴィル・ラスカーズ(サンジュリアン)
 シャトー・レオヴィル・ポアフェレ(サンジュリアン)
 シャトー・レオヴィル・バルトン(サンジュリアン)
 シャトー・デュルフォール・ヴィヴァン(マルゴー)
 シャトー・グリュオー・ラローズ(サンジュリアン)
 シャトー・ラスコンブ(マルゴー)
 シャトー・ブラーヌ・カントナック(カントナック)
 シャトー・ピション・ロングヴィル・バロン(ポイヤック)
 シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド(ポイヤック)
 シャトー・デュクリュ・ボーカイユ(サンジュリアン)
 シャトー・コス・デストゥーネル(サンテステフ)
 シャトー・モンローズ(サンテステフ)


【第3級】 14シャトー
 シャトー・キルヴァン(カントナック)
 シャトー・ディッサン(カントナック)
 シャトー・ラグランジュ(サンジュリアン)
 シャトー・ランゴア・バルトン(サンジュリアン)
 シャトー・ジスクール(ラバルド)
 シャトー・マレスコ・サン・テグジュペリ(マルゴー)
 シャトー・カントナック・ブラウン(カントナック)
 シャトー・ボイド・カントナック(カントナック)
 シャトー・パルメ(カントナック)
 シャトー・ラ・ラギューヌ(リュドン)
 シャトー・デスミライユ(マルゴー)
 シャトー・カロン・セギュール(サンテステフ)
 シャトー・フェリエール(マルゴー)
 シャトー・マルキ・ダレーム・ベッカー(マルゴー)


【第4級】 10シャトー
 シャトー・サン・ピエール(サンジュリアン)
 シャトー・タルボ(サンジュリアン)
 シャトー・ブラネール・デュクリュ(サンジュリアン)
 シャトー・デュアール・ミロン・ロートシルト(ポイヤック)
 シャトー・プージェ(カントナック‐マルゴー(マルゴー)
 シャトー・ラ・トゥール・カルネ(サンローラン)
 シャトー・ラフォン・ロッシェ(サンテステフ)
 シャトー・ベイシェヴェル(サンジュリアン)
 シャトー・プリュレ・リシーヌ(カントナック)
 シャトー・マルキ・ド・テルム(マルゴー)


【第5級】 18シャトー
 シャトー・ポンテ・カネ(ポイヤック)
 シャトー・バタイイ(ポイヤック)
 シャトー・オー・バタイイ(ポイヤック)
 シャトー・オー・バージュ・リベラル(ポイヤック)
 シャトー・グラン・ピュイ・ラコスト(ポイヤック)
 シャトー・グラン・ピュイ・デュカス(ポイヤック)
 シャトー・ランシュ・バージュ(ポイヤック)
 シャトー・ランシュ・ムーサス(ポイヤック)
 シャトー・ドーザック(ラバルド(マルゴー)
 シャトー・ダルマイヤック(ポイヤック)
 シャトー・デュ・テルトル(アルサック)
 シャトー・ペデスクロー(ポイヤック)
 シャトー・ベルグラーブ(サンローラン)
 シャトー・カマンサック(サンローラン)
 シャトー・コス・ラボリ(サンテステフ)
 シャトー・クレール・ミロン(ポイヤック)
 シャトー・クロワゼ・バージュ(ポイヤック)
 シャトー・カントメルル(マコー)※1856年に追加

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これはあくまでボルドーのメドック地区の格付けで、もちろんブルゴーニュの格付けは異なりますし、同じボルドー他の地区でも別の格付けが存在したりします。

しかし、このボルドーの第1級、
死ぬまでには飲んでみたいものですね~!^^;


 
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フランスワインAOC法

2012. . 28
 
【フランスワイン法における4段階の格付け(規格)】

●AOC(Appellation d'Origine Controlee)原産地統制名称ワイン
フランスの農業製品、ワイン、チーズ、バターなどに対して与えられる認証であり、製造過程や品質評価において特定の条件を満たしたものにのみ付与される品質保証規格です。ラベルには「Appellation+産地名+Controlee」と記載されます。

●VDQS(Vin Delimites de Qualite Supenieure)上質指定ワイン
AOCワインの1ランク下の格付けで、AOCに較べ少し規制が少ないようです。かつてはフランス全土にかなりの数がありAOCより多かったのですが、2011年には全ての産地がAOC昇格を済ませ、2011年12月31日をもってこの規格は廃止されました。

●ヴァン・ド・ペイ(Vin de Pays)地ワイン
「ペイ」とは「国」や「地方」を指す言葉で、フランス国内の認められた産地でつくられたワインです。他の地域のぶどうをブレンドすることは許されません。産地名の明記が義務付けられていて、ラベルには「Vin de Pays+産地名」と記載されます。

●ヴァン・ド・ターブル(Vins de Table)テーブルワイン
地域の特徴がないテーブルワインで、異なる原産国や原産地のワインをブレンドして作られます。したがって、産地名、品種、収穫年などの記載はありませんが、瓶詰めした会社、アルコール度数、容量の明記が義務付けられています。ラベルには「Vin de Table francais」と記載されます。

・・・・・

生産量は「ヴァン・ド・ターブル」が最も多いということですが、
日本で流通しているフランスワインの半数以上はAOCワインのようです。

しかしフランス人が水代わりに飲んでいるというテーブルワインも飲んでみたいな・・・



【追記】

2009年以降、フランス「AOC法」はEU「AOP法」に変わったらしいです。
知らなかった・・・(@_@;)

「AOC」→「AOP」
 ※Appellation d'Origine Protegee「原産地呼称保護ワイン」

「Vin de Pays」→「IGP」
 ※Indication Geographique protegee「地理的表示保護ワイン」

「Vin de Table」→「Vin de Table」(変わらず)
 ※産地表示なしのテーブルワイン



 


貴腐ワイン

2012. . 27

貴腐ワインは、ボトリティス・シネレア菌というカビの一種が繁殖したブドウから造られる甘口のデザートワイン。

私も一度だけしか飲んだことがないですが、ハチミツの香りでとにかく甘いです。

3大貴腐ワイン」と言われるのが、ソーテルヌ産、ドイツ産、トカイ産です。
以下、有名な銘柄です。

○フランス・ソーテルヌ産 「シャトー・ディケム」
○ドイツ産 「トロッケン・ベーレンアウスレーゼ」
○ハンガリー・トカイ産 「トカイ・アスー・エッセンシア」


覚えましょう!


貴腐ワインは値段が高いです。
私は正直、1度飲めばいいかなーって感じです。



ボルドーの基礎(2)

2012. . 25
ワインとと言えばやっぱり「ボルドー」。

そのボルドーの心臓部「メドック地区」は、
メドック地域(北側)」と「オー・メドック地域(南側)」に分けられます。

そして、「オー・メドック地域」は、ボルドーでも最高級ワインを生みだす6つの村で構成されています。
まずは簡単に北から順に6つの村を覚えたいと思います。


1.サンテステフ(Saint-Estephe)
土壌はジロンド川が運んできた粘土によりかなり重い土になっており、カベルネ・ソーヴィニョンよりメルロー種のブレンドの比率が高い
私の好きなシャペル・ド・カロンの本家シャトー ・カロン・セギュール(3級)がサンテステフ村のワイン。

2.ポイヤック(Pauillac)
シャトー・ラフィット・ロートシルト、シャトー・ムートン・ロートシルト、シャトー・ラトゥールの3つの1級ワインを生んだ村
主に砂利質土壌で、水はけがよく、カベルネ種の栽培に適している。

3.サン・ジュリアン(Saint-Juien)
ポイヤックの隣の村で特徴も似ている。

4.リストラック
6つのアペラシオンの中では一番地味だがバランスのとれた飲み口の良いワインを生む

5.ムーリス
1~5級のワインはないが評価の高い力強いワインを生む
最高のブルジョワ級シャトーが多い

6.マルゴー(Margoux)
 シャトー・マルゴーを生んだ最南端の村

 


ワイン検定(ブロンズクラス)

2012. . 19
先日、日本ソムリエ協会の「第1回ブロンズクラス ワイン検定」を受験してきました。

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最初に90分の講義があり、そのあとに40分間の試験です。

なんといっても第1回なので「過去問」がありません。
ですが、テキストは薄っぺらいのでほぼ丸暗記です。^^;


問題は40問あり、3択もしくは2択(正誤問題)。
25問以上正解なら合格です(確かそう言ってた気がします)。

このワイン検定は、ワインエキスパートやソムリエと異なり、
敷居の高いワインをもっと気軽に楽しんでもらうために作った試験のようです。

なので、全然ひねった問題はなく、素直でストレートな問題ばかり。
まさに「受からせる試験」でした。

それでもやっぱり合格すれば嬉しいですよね!


今回の「ブロンズクラス」は、入門編として家庭でワインを楽しく飲む知識の習得です。

そして、ブロンズクラス合格者は来年から始まる「シルバークラス」を受験できます。

「シルバークラス」は、レストランでソムリエに相談したり、ワインショップでワインアドバイザーからアドバイスをもらいながら、好みのワインを選んでいくための知識の習得、とあります。

ワインを家で楽しむレベルから外で楽しむレベルまでアップするということです(笑)。


はやくシルバークラスを合格して、ゴールドクラスを取得して、
いよいよワインエキスパートにチャレンジしたいです。


まあ、まずはブロンズクラスの認定バッジが早く欲しいなぁ~!(^o^)丿



カフェ・カルチャー2010(南アフリカ)

2012. . 10

ここ2週間ほど毎晩のようにワインを飲んでいるので、
月12本の定期購入分+近所の酒屋購入分がほとんどなくってしまった。

あとはワインラックにある記念日用(2千円以上)のみとなったので、
そこで今日、酒屋に行き新たなワインを仕入れた。


そして購入した本日のワインは、「カフェ・カルチャー2010」。
しかし「カフェカルチャー」ってワインの銘柄っぽくない斬新な名前ですねー!

実はこれ、南アフリカのフルボディ赤ワインで、ぶどう品種は「ピノタージュ」。

南アフリカ産ワインはもちろん初体験

カミさんが作ってくれた料理は「じゃがいもグラタンスープ」と一緒にいただきました。

2012-11-9.jpg


さて、初アフリカ産ワインの感想。

色は透明度の低い濃いガーネット。

香りが・・・強烈!!
なんだろう、この甘苦いコーヒーのような、濃いキャラメルのような、、、
そうだ!これはプリンにかけるカラメルの香りだ!

ブドウの香りは…あまりないです。

こんなアロマは初めてかなぁ。

グラスを回してみると、少し変化しました。甘くて濃いベリーの香り、そして土の香りが出てきました。


いよいよ「どんな味がするんだろう」と楽しみに口に含むと・・・、

第一印象は、フルボディにしては思ったより飲みやすい、そして飲んだ後に強いカラメルの香りが鼻に。

時間が立つと(杯を重ねると)少し甘ったるい感じになり、
後半は少し飽きてきましたね~。

でも、好きな人はハマるワインかも!